黒猫にとって

今日、5月6日は今黒猫が一番推している久住小春ちゃんが初めてステージへ上がった日。
その記念すべき瞬間は目にできなかったものの、去年の今頃も、今と同じくして気分は武道館にいた気がする・・・。
そんな、記念すべき日に、ちょっと書いてみようと思ったことがあるので書いてみます。
長々と書く駄文ですので、読みたい方だけどうぞお読みください。


2006年7月23日紺野あさ美Hello!Project卒業
2006年8月27日小川麻琴モーニング娘。卒業


このニュースが発表されて、1週間を越したわけですが、発表された日は翌日の大阪紺への準備だったり、突然の発表だったりで、色々混乱しながら飲み込んだニュースでしたが、今思えばその飲み込み方でよかったのかもしれない。おかげで、翌日の大阪紺での発表の時に、改めて受け入れることができたし、事務所側への文句は残っても、彼女たちを送り出そう、という決心はつきましたしね。
4月29日、昼公演で初めて彼女たちの口から聞いて改めて真実だと知り、会場の空気や彼女たちの言葉に飲み込まれ、その場では大きな声で「おめでとう!!」と叫びました。でも、どう考えても、心からおめでとうと言える状態ではなかったはず。それは、1週間経った今でも言えること。もし、今日明日と自分が埼玉に行っていたとしても、心からおめでとう、ということはできなかったと思います。やっぱり、頭ではもうわかっていて、決心はついた、と言い聞かせてはいても、寂しいと思う気持ちは日に日に増して行く一方で。彼女たちの将来のためだとはわかっていても、それでも心の底から祝福はできない。
黒猫にとっての一番の幸せ、それが何かと聞かれると、黒猫は決まって「彼女たちが幸せでいられること」と答えています。それが本心のつもりではいますが、やっぱり、いくら彼女たちの将来のためでも、受け入れづらい部分もあって・・・。




ヲタを始めてから早8年。小学生の頃からずっと見続けていたモーニング娘。というアイドルグループ。
後藤真希の加入をきっかけにはまりだして、中澤さんの卒業では思いっきり泣いたな。当時から知り合いはすでに多くて、紺当日に仲間10人で踊った恋愛レボリューション21はとても忘れられそうにない一曲。付き合い始めて一年程度の仲間ではありましたが、中澤さんの卒業を期に、会わなくなっていく人も増えて行き・・・。
それでもモーニング娘。の勢いは止まらず、5期メンバーの加入。すでに、4期のオーディションを見ていたから、オーディションというものの見方もある程度は分かっていたし、すでに年齢とか関係なく、上から見ている感じでしたね。そして、そこで入ってきた4人のメンバーの中に、今回卒業を迎える二人もいて・・・。4期のころは、まだ駆け出しのヲタだったせいか、オーディションもしっかりした見方はできなく、でも、5期からはもう彼女たちを応援しているヲタとして、しっかりオーディションから彼女たちを見てきて・・・。だからこそ、年齢とかは関係なく、ずっと見守り続けていた妹のようにも思えて・・・彼女たちへの気持ちは募るばかり。
2002年ハローにとって激動の1年でしたね。ハロマゲドンとも呼ばれる事件が起き、その頃から付き合っていた知り合いは、いつしか団体として行動することはなくなり、ヲタをやめた人もいて、いつの間にか自分は一人で動く人間に。中澤姐さんの卒業でモーニング娘。に空いた穴、そのせいでハロマゲドンでは完全にモーニング娘。が壊れたような印象を持ったのを今でも覚えています。あの頃まででモーニング娘。は終わって、そしてあの時からまた今までとは違うモーニング娘。というグループが動き始めたんだな、という印象を受けたのは今でもはっきり覚えていますね。だからこそ、付き合っている仲間ともばらばらになったわけだし、ヲタをやっている過程で、この時期は本当に多くの涙を流しましたね。
そして、4期オーデで落ちたはずの藤本美貴のデビュー。新しく動こうとしているモーニング娘。には今まで感じていた何かがなく、だからこそこのときから娘。だけでなく、ソロの娘たちを見始めるようになって・・・。そして、2003年には藤本美貴のソロツアーも開催。松浦亜弥はすでにソロで何度もやっていて、何度かは入ったことがあった。でも、このときはどっちのツアーにもあえて入らなかった。イベントも一度も行かなかった。勉強が忙しかったとか受験がどうだったとか、用事があったとか・・・今ではいろいろ言って行けなかったことを後悔しているけれど、それは単に自分が逃げていただけなのかもしれない。藤本美貴という人間を好きになっていたのは事実。それでも彼女の近くへ行かなかったのは、モーニング娘。を見ていた自分がソロの娘たちを見だして、娘。ヲタをやめてしまうのが心のどこかで恐かっただけなのかもしれない。やっぱり、メンバーは変われど、自分の原点はモーニング娘。だから。
そんなことをしてる間に時は流れ、6期メンバーのオーディション、そして藤本美貴モーニング娘。加入。あの時は心から喜んだかナ。もう、現場でもつるむヲタなんかほとんどいなく、せいぜいダフ屋としか付き合っていなかったから、あの喜びを伝える相手がいなくて、本当に辛かった。でも、だからこそ、もう一度仲間を作ろう、って思えた。そして、またモーニング娘。だけを見ることができることがとても幸せに思えた。だから、黒猫は今まで通りにヲタ活動をやっていくことができた。
そして、何人かのヲタと付き合い始めた頃、6期もだいぶ定着してきた頃に発売したのが浪漫。あのときの公開録音は今でも忘れない。春紺の後一月もあけずにやってくれた公開録音。知り合いのおかげで3列目で見れたのは嬉しかったな。
でも、そんな時期にその知り合いたちが仕事の都合とかでヲタを辞めてしまうことになって・・・・・・そして仲間を作る手段として黒猫が思いついたのがインターネット。今は無き100ぷるさんにはお世話になったなぁ。そこから、父ちゃん達とも知り合っていき、今の仲間への輪が広がっていき、翌年の春。ベリイベだったり春紺だったりでいろんな方々とお会いして、そこからが今付き合っている仲間との始まりですよね。
2004年の秋から2005年の春にかけては、インターネットのせいか、違うメンバーの情報もすぐに流れてきて、いろんなところに行ったかな。それこそ、ごっちん紺や松浦紺、そして春のベリイベにかけて・・・。でも、やっぱり娘。が一番好きだとは思っていた。けれど、一度知った現場の楽しさは忘れられず、娘。以外にも走る癖がつき始めていて。そんな時、黒猫を大きく変えたのが小春ちゃんの加入。
いやー、オーデのときから一番推していたけど、まさかそんな娘と握手まですることになるとは。彼女のおかげで、黒猫は娘。の世界に完全に戻れて、娘。ヲタとしてどうどうとヲタ活動をしていけた。違う現場に行っても娘。ヲタだと言い張れるようになった。本当、あの娘のミラクルには感謝しても仕切れないくらいです。


そんなこんなをしているうちに、いつの間にかまた仲間も増え、小春ちゃんが一推しになっちゃっている今日。モーニング娘。が好きだ、ということを改めて知り、モーニング娘。と会えたことに心から感謝している今、妹のように見てきた五期メンの二人の卒業は本当に悲しい。多分、今まで見てきたどの卒業よりも。
でも、だからこそ思うことはひとつ。彼女たちの卒業紺にはいけなくても、まだ彼女を見ることはある。だからせめて、自分が最後に彼女たちを見るときには精一杯がんばって、心のそこからこう叫びたい。「卒業おめでとう」と。そして「ありがとう」と。
だから今は、夏ハロ、そしてミューに向けて、少しでもできることをやっていこうかと思います。少しでも長くの間、素晴らしい未来が、青空の続く未来が流れるために。