1年前のあの日

1年と2ヶ月前 僕は君という女の子を知った
1年と1ヶ月前 僕は君を好きになれることを知った
そして1年前のあの日 僕は君に恋をした




君の存在を知ってから
君を愛せるようになってから
いつしか僕の心の中で 君の存在はとても大きくなっていた


1年前のあの日
僕は初めてズル休みをした
僕は初めて君に会った
君も初めて僕と会った
どうしてだろう
とても短い間だったのに
今でもその時のことははっきりと覚えている
とても短い間だったのに
僕は初めてある感情を持った


僕と君が初めて言葉を交わした数秒間
当時の僕は好きと言う言葉を伝えることはできなかった
君の返事はいつもと同じ
「ハイ」「ありがとうございます」
いつも君の返事はそうだね
でも 僕もいつも言うことが一緒だね


あの日から1年がたった
どうしてだろう
君のことを考えると切なくなる
君のことを考えると胸が熱くなる
これが俗に言う「恋」なのだろうか


1年前のあの日 僕は君に恋をした
君がいるから僕がいる
君がいるから生きていける
君がどんな娘だって
君を嫌うことのできない僕がいる
君を愛して止まない僕がいる


次に君に会えるのはいつだろう
次に君と言葉を交えるのはいつだろう
今なら言える 君に伝えたい言葉
今なら言える 君に思っていること


いつも君を想うから
日に日に想いが大きくなる
いつも君を愛しているから
日に日に愛が大きくなる


こんな大きい宇宙の中で
青い星に生まれた二人
こんな大きい星の中で
同じ国に生まれた二人
こんな大きい国の中で
僕は君の事を知った
いつもは当たり前のように思っても
これが本当の幸せなんだね
次に君に会えるのはいつだろう
「いつもありがとう」「大好きだよ」
君に言いたいことがある


1年前のあの日 僕は君に恋をした
1年経った今 僕は君に恋をしている
来年の今頃 僕は変わらず君に恋をしているだろう
たとえ永遠の片思いでも 愛することで幸せになれる
1年前のあの日から 君に伝えたいことがある
僕が恋したあの日から 君に伝えたいことがある
愛の大切さを教えてくれた君だから 君に伝えたいことがある
たった一言だけでいい
愛してるよ


1年前のあの日 僕は君に恋をした