相方

昨日、数日前から出かけていた母が韓国から帰ってきました。おかげで今日は母の作った料理も食べることができそうです^^。で、お土産もあったんですが、もちろん韓国だからキムチだったりもあり、後は個人個人に買ってきてくれたものがあったんですが、自分には腕時計を。まあ、この年齢だからそれほど上等なものではありませんが一応日本では1,2万しそうなものでした(実際はセール中の免税店で買ったらしく、かなり安かったのは内緒ww)。丁度新しい時計も欲しかった時期ですしよかったです。
で、改めて古い時計を外し新しい時計を付けてみると、やっぱり感覚が違いますね。何しろ5年以上つけていたものだったんで。思えばヲタを始めた年のクリスマスにプレゼントしてもらったものでしたっけ。時計が欲しい、時計が欲しい、といってた自分に1万する時計を親が買ってきてくれ、かなり喜んだ記憶があります。今となっては1万円の時計か、と思うんですが、あの頃の自分にとって身に着けているもので一番高価なのは多分その時計でしたね。それからはいつも時計をつけていましたし、今では左手に何か付いていないと落ち着かないくらいです。
自分のヲタ時代を自分と共に歩んできてくれた時計。CDを買うとき、イベントに行った時、コンサートに行った時、ハロショに行った時、ヲタ仲間とじゃれあっている時、いつも自分の左手には同じ時計が付いていたんですね。今までの自分のヲタ生活を一番知っているのは、その全ての時を刻んでいたこの時計ですし。
そしてヲタ生活だけでなく、もちろん日常生活でもずっとお世話になりましたよ。食事中も、睡眠中も、そして勉強中もお世話になりました。自分は中学受験をしたんでね。受験勉強をして、毎日試験を受け、そして志望校の受験も受け、合格して。そのどの時間も全て刻んでくれたこの時計。合格して喜んでいたときも、合格してからがんばっているときも、そして日常生活で辛かった時も楽しかった時も、どの時間もこの時計は刻んでいてくれました。
なんか今まで一緒にいた友人と別れる感じです。友人と言うよりは相方ですね。いつも自分の左手にいてくれ、一番自分と一緒にいる時間が長かった相方。その相方とも今日でお別れです。ありがとう。長い間ホント、ご苦労様でした。お疲れ様、しっかり休んでくださいな。そして、新しい時計、新しい相方君にはこれからよろしく。これからは新しい腕時計が自分のときを刻んでくれます。この相方は、一体どんな時を刻んで行ってくれるんでしょうか。
携帯電話も普及し、腕時計をせずに携帯で時間を確かめる人が多くなってきているこの世の中ですが、これからも自分のときを刻んでくれるのは当分は腕時計です。携帯が欲しいのも事実ですが、自分のときを刻んでくれるのはやっぱり腕時計が一番です。