卒業

ついにこの日がやってきましたね。
2001年8月26日 あこがれのアイドルユニット「モーニング娘。」に入った一人の少女 紺野あさ美
2006年7月23日 代々木国立競技場第一体育館で「将来の夢」「大学進学」へ向けて「モーニング娘。」を卒業することに。


入ってきた頃のことは今でもよく覚えている。
それこそ、昨日のように思い出される。君との思い出の数々、いくら挙げてもキリがないけど、全部昨日のことのように思い出せる。
いつの間にか、君は僕にとって大切な存在だった。
君がモーニング娘。に入ってきたとき、僕は既にモーニング娘。を愛していた。だからこそ、君も自然に愛していった。
オーディションからずっと見ていたせいか、それこそ妹のように思えてきて、成長した姿を見ると嬉しさと寂しさが入り混じって、君が目標を見つけた時は成長をとても喜んで、それでも同時に訪れる別れを受け入れることができなくて・・・。
今も君との別れが信じられない。いつも当たり前のようにいた君が、夏のハロープロジェクトのコンサートの千秋楽をもって僕らの前からしばらく姿を消してしまうなんて。




君を知ってから5年間という月日が経った。
5年間
それは君との思い出を作るにはとても短かった気がする
まだまだ思い出を作りたいから まだまだ君と一緒にいたいから
5年間
をれは君を愛するには十分すぎるくらい長かった気がする
まだまだ君と離れたくないから まだまだ君を見ていたいから
5年間
それは特別な時間ではなく 他の時間と同じように残酷に過ぎ去っていく
この5年間で君は僕にどれだけのものをくれただろうか
この5年間で僕は君に何をしてあげられただろうか


君は明日で卒業する。
7月という時期に季節はずれの卒業式を迎える。
その場に僕は立ち会えないけど
最後の姿を見届けてあげられないけど
君の卒業は訪れてしまう
悲しいけど 寂しいけど 切ないけど
君を愛しているからこそ
君の将来を応援したい
この5年間君を応援していたように
これからも君を応援したい






またいつか君に会える日が来るのかな
きっと来ると信じている
成長した君の姿が見れる日がいつか来ると信じている


だから君にさようならはまだ言わない
いつか君に会える日まで少しお別れだから
僕が君に最後に継げる言葉は
See you again